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留学体験記:中期留学 Griffith University

2024年10月14日NEWS

留学体験記(中期留学)山村菜月
留学先:Griffith University(GELI)
留学期間:2023年8月末~11月中旬

1. 概要

私が参加した中期留学は、世界教養学科が主催する約3か月間の留学プログラムで、語学学校での学習に加え、現地で3週間のインターンシップも体験できる内容になっています。私たちが訪れたのは、オーストラリアのクイーンズランド州にあるブリスベンという都市です。

2. 語学学校での生活

私たちはグリフィス大学に併設されている語学学校で、約2か月間英語を学びました。語学学校では、さまざまな国から来た人々と授業を受けるため、英語を学びながら異文化についても学ぶことができ、毎日がとても貴重で楽しいものでした。私は英語にあまり自信がなく、人前で話すのも苦手でしたが、授業中は積極的に発言することを意識していました。自分の発言を先生が拾ってくれることや、英語でコミュニケーションが取れていることが嬉しく、楽しく学ぶことができました。

大学ではさまざまなイベントが開催されており、映画を観たり動物園に行ったり、授業の前にパンケーキを食べたりと、ユニークな思い出もたくさんできました。私は友人と共に大学のヨガクラブにも何度か通いましたが、留学生の私たちも快く受け入れてくれてとても温かく感じました。学校へはバスで通っていましたが、自然や動物が好きな私は帰り道だけ1時間弱かけて歩いて帰ることもありました。バスを降りる際には運転手の方に「Thank you」と声をかけるのですが、オーストラリアらしい温かくて素敵な文化だと思いました。

3. 休日の過ごし方

休日は買い物に行ったり、友人と食事に行ったりすることが多かったです。バスで行ける距離に大きなショッピングモールがあり、買い物だけでなく映画を観たり食事をしたりもしました。現地の学校で仲良くなった友人たちとゴールドコーストにあるテーマパークに行ったり、同じNUFSの友人たちと2泊3日でシドニーに旅行にも行きました。自分たちでプランを考え、ホテルや飛行機を手配するのは大変でしたが、絆も深まりとても良い経験になったと思います。

4. ホームステイの話

3か月間共に暮らすホストファミリーとの生活には、不安を感じる人も多いと思います。しかし、多くの家庭は何人もの留学生を受け入れてきた経験があるため、生活に関してはあまり心配しなくても大丈夫です。私は気を遣いすぎてしまい、ホストファミリーに自分から要求を伝えられなかったのですが、言葉にしなければ伝わらないこともあります。何かお願いがある場合は我慢せず、素直に伝えてほしいです。

5. ワークエクスペリエンス

中期留学では、約3週間現地の企業や施設でインターンシップを経験できます。私は高齢者の方々をサポートするデイサービス施設でインターンシップを行いました。スタッフにも利用者にもさまざまな出身や宗教の方がいて、オーストラリアの多国籍・多文化な社会を実際に体感することができました。朝の軽食や昼食の配膳、移動や送迎のサポート、レクリエーションなどを行いましたが、季節の行事に合わせた飾り作りやクイズを一緒にするのが本当に楽しく、オーストラリアの文化の勉強にもなりました。また、日本の文化として折り紙を教えた際には、興味を持って楽しんでもらえたことが本当に嬉しかったです。

6. 最後に

日差しが強いオーストラリアは、見る景色全てがとても色鮮やかで、空も植物も動物も美しく、見ているだけでエネルギーがもらえます。留学中は楽しいことも大変なこともたくさんありましたが、本当に全てが良い経験になったと思います。少しでも海外や留学に興味があるなら、ぜひ恐れず挑戦してみてほしいです。「野生のコアラを見る!」「映画館に行く!」など自分なりの小さな目標を持って生活すると、楽しく充実した留学になると思います。また、オーストラリアに限らず、外国を訪れた際にはぜひたくさん街を歩き、その国でしか見られないものをたくさん目に焼き付けてほしいです。

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これは学校の敷地内で見た野生のコアラです。学校が森に囲まれているため、様々な野生動物を見ることが出来ました。

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植物も生き物もカラフルなので、見ながら外を歩くのが楽しかったです。天気がいい日は空が本当に鮮やかな青色をしていてとても綺麗でした。

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シドニーに行った際に訪れたブルーマウンテンです。電車やバスの乗り継ぎも楽しく、山からの景色が本当に美しくて感動しました。